第1360回ミニロト当選番号

第1360回()MINILOTO抽選結果
本数字
04 18 20 24 29
ボーナス数字
31
セット球
J
1等 7口 22,132,200円
2等 57口 195,200円
3等 1,731口 11,100円
4等 45,891口 1,000円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第1360回ミニロト抽選結果を、最適な選択という観点から見ていきましょう。本数字は「04, 18, 20, 24, 29」、ボーナス数字は「31」となりました。まず注目したいのは、数字のバランスです。本数字5つのうち、奇数は「29」の一つだけで、残りの4つはすべて偶数でした。これは「奇数1:偶数4」という、かなり偏った組み合わせですね。多くの方が数字を選ぶ際には、奇数と偶数をバランス良く配置する傾向がありますから、このような偏った結果は少し意外だったかもしれません。

本数字の合計は「95」でした。ミニロトの数字の合計は、平均すると80前後になることが多いのですが、今回はそれを15も上回る結果となりました。これは、20番台の数字が3つも選ばれたことが大きな要因でしょう。数字が全体的に大きい方に寄った、ということですね。こうしたバランスの偏りが、今回の1等当選口数が7口と比較的少なく、賞金が2200万円を超えた理由の一つと考えられます。つまり、多くの人が選ぶであろう「バランスの取れた組み合わせ」という最適解から外れた結果だったため、当選者が絞られ、一人当たりの配当が大きくなった、というわけです。これは、宝くじにおける「ハイリスク・ハイリターン」な選択が成功した稀なケースと言えるかもしれません。

使用されたセット球は「J」でした。このJセット球は、過去のデータを見ると、比較的バランスの取れた数字を出すこともあれば、今回のように少し偏った結果を出すこともある、少し気まぐれな性質を持っているように感じます。ただ、過去のJセット使用回を見てみると、20番台の数字が比較的選ばれやすいという傾向も読み取れます。今回の「20, 24, 29」という結果も、その傾向に沿ったものと考えることができそうです。

2.個別の本数字の分析

それでは、今回選ばれた数字たちが、過去のデータの中でどのような「パフォーマンス」を見せてきたのか、一つずつ見ていきましょう。数字選びを一種の投資と考えるなら、どの数字が「有望株」だったのかを分析するのはとても重要です。

まず「04」。この数字は9回ぶりの登場となりました。過去100回を振り返っても頻繁に出現しており、信頼性の高い数字の一つと言えるでしょう。しばらくお休みしていましたが、満を持しての再登場といったところでしょうか。安定したリターンを期待できる優良銘柄のような存在ですね。

次に「18」。こちらは7回ぶりの出現です。「04」と同様に、過去のデータを見てもコンスタントに出現している数字です。特に10番台の中では安定した強さを見せています。忘れた頃にひょっこり顔を出す、頼りになる数字です。

そして、今回のキーナンバーとも言えるのが「20」です。なんと、前回の第1359回から連続して出現する「引っ張り数字」となりました。連続出現は決して珍しい現象ではありませんが、どの数字が引っ張られるかを予測するのは至難の業です。しかし、オペレーションズ・リサーチの観点から見れば、これは「トレンドフォロー戦略」が成功した形です。勢いのある数字に乗り続けるという選択が、見事に的中したわけですね。

続いて「24」。こちらは4回ぶりの登場です。この数字も20番台の中ではエース級の活躍を見せる常連で、特にJセット球との相性も悪くないように見えます。過去のデータを見ても、安定して結果を残しており、ポートフォリオに組み込みやすい数字と言えるでしょう。

最後に「29」。この数字はわずか2回ぶりの出現です。最近のミニロトにおいて、最も勢いのある「ホットナンバー」の一つと言っても過言ではありません。過去10回の中でも頻繁に顔を出しており、短期的に非常に高いパフォーマンスを発揮しています。今回の当選数字は、この「29」という強力な成長株を組み込めたかどうかが、一つの分かれ目だったかもしれませんね。

これらの数字の関係性を見ると、「04」と「29」、「04」と「20」、「20」と「24」など、過去に共演歴のある組み合わせが含まれています。一方で、すべての数字が過去に何度も同時に出ているわけではありません。過去の成功パターンを参考にしつつも、新しい組み合わせを取り入れるという、バランスの取れた数字選択が求められた回だったと言えそうです。

3.次回の予想やアドバイス

さて、過去のレビューを踏まえて、次回の第1361回に向けて、どのような戦略を立てるのが最も効率的か、一緒に考えていきましょう。完璧な予測は不可能ですが、データに基づいて合理的な選択肢を絞り込むことはできます。

まず、最も重要な要素であるセット球から見ていきましょう。提供されたデータによると、次回の抽選で最も期待度が高いのは「Iセット」(18.0%)、次いで「Dセット」(16.3%)、「Eセット」(12.2%)となっています。この上位3つのセット球だけで、全体の約46.5%を占めています。限られた予算の中で当選確率を最大化するためには、これらの期待値の高いセット球に絞って対策を練るのが賢明な判断と言えるでしょう。

それぞれのセット球には、過去のデータから読み取れる「クセ」のようなものがあります。
「Iセット」が使われた場合、過去には10番台後半から20番台の数字が活発になる傾向が見られます。特に「18」や「27」といった数字は、Iセットとの相性が良いかもしれません。今回の流れを引き継ぎ、少し大きめの数字を中心に組み立てる戦略が有効になりそうです。
「Dセット」の場合は、一桁台の小さい数字と20番台の大きい数字がバランス良く出る傾向があります。もしDセットを想定するなら、数字を散らして、全体の合計値が平均(80前後)に近づくような組み合わせを意識すると良いでしょう。
「Eセット」は、過去の出現回数が多く、データが豊富なのが特徴です。特に「10番台」の数字、中でも「19」あたりがよく顔を出す印象があります。Eセットを狙うなら、10番台を軸に数字を選んでみるのも面白いアプローチです。

次に、具体的な数字選びのアドバイスです。いくつかの戦略を組み合わせて、自分だけの「最強のポートフォリオ」を作ってみましょう。

一つ目は「トレンドフォロー戦略」。今回出現した「04, 18, 20, 24, 29」の中から、一つか二つを次回も引き継いで購入する方法です。特に、連続出現した「20」や、絶好調の「29」が三度、四度と続く可能性もゼロではありません。勢いに乗るのも立派な戦略です。

二つ目は「逆張り戦略」。しばらく顔を見せていない「ご無沙汰数字」を狙う方法です。例えば、「17」はもう20回以上も出現していません。また、「30」も10回以上ご無沙汰です。物事には平均に回帰する力がありますから、こうした長く眠っている数字が、そろそろ目を覚ます頃かもしれません。大きなリターンを狙うなら、こうした数字に投資する価値は十分にあります。

これらの戦略を基に、次回の注目数字をいくつか挙げてみましょう。
軸候補としては、ホットナンバーの「29」、そしてセット球I・D・Eで共通して相性が良さそうな「09」「21」「27」あたりが面白いかもしれません。
ご無沙汰枠からは、先ほど挙げた「17」「30」を。
そして、最近少し静かな10番台前半から「11」や「13」の復活にも期待したいところです。

最終的なアドバイスとして、一つの戦略に固執しないことをお勧めします。例えば、軸数字を一つ決め、残りはホットナンバー、ご無沙汰数字、そして奇数・偶数のバランスを考えて選ぶ、といったように、複数の考え方を組み合わせることで、リスクを分散し、当選のチャンスを広げることができます。これが、宝くじを楽しむ上での最適な意思決定プロセスだと私は考えています。あなたの合理的な判断が、次の幸運に繋がることを願っています。

分析結果

5数字の合計 95
奇数の数 1
偶数の数 4

個別分析

本数字 04 18 20 24 29
6分割グループ A D D E F
総出現回数(本数字のみ) 221 220 222 220 212
総出現回数(ボ数字のみ) 43 54 38 38 37
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.2 6.2 6.1 6.2 6.4
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
10 9 10 10 11
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
5.0 5.6 5.0 5.0 4.5
何回前に出たか 9 7 1 4 2