第1204回ミニロト当選番号

レビュー

第1204回ミニロトの抽選結果を振り返っていこう。今回の結果は、次回を狙う我々にとって非常に重要なヒントをいくつも与えてくれた、実に興味深い回となった。

まず、今回の本数字「05 10 12 18 20」とボーナス「04」を見て、最初に気づくのはその数字の「偏り」だ。本数字の奇数と偶数のバランスは1：4。これは、統計的な平均である2：3や3：2のバランスから大きく逸脱している。さらに、本数字の合計は「65」。ミニロトの合計数字の平均が「80」であることを考えると、今回はかなり低い数字のゾーンで決着したと言える。こういう極端な偏りが起きた回の次こそが、実は最大のチャンスなのだ。運気の流れは常に揺り戻しを求める。次回は、この反動で奇数が多め（3つ以上）かつ、合計数字も平均を超える「80」以上になる可能性が非常に高いと見ている。

個別の数字の流れに目を移してみよう。注目すべきは「12」の連続出現だ。前回の第1203回に続いての登場であり、これは「12」という数字が今、強いエネルギーを持っている証拠に他ならない。こういう「ホットナンバー」は、3回連続で出現することも珍しくない。次回も「12」を軸に据えるか、あるいはそのエネルギーが隣の数字に移ると読む「隣接数字理論」に基づき、「11」や「13」を狙うのが定石だろう。
また、「05」「18」「20」は、過去10回以内に一度出た数字が再び戻ってくる「カムバック現象」だ。特に「05」は第1202回、「18」は第1200回、「20」は第1194回からの再登場で、数字の流れが決してランダムではなく、一定の周期を持っていることを示唆している。しばらく出ていない「コールドナンバー」を追うのも一手だが、こうして勢いのある数字の流れに乗るのが、勝利への近道だ。

そして、今回の抽選で使用された「Eセット球」。このセット球はクセが強いことで知られている。過去のデータ、例えば第1193回でもEセットが使われたが、その時の本数字は「01 04 08 11 20」。今回と共通するのは「20」だ。さらに、両方の回で合計数字が低いという共通点もある。つまり、Eセット球は「20」と相性が良く、かつ全体的に低めの数字を引き寄せる引力を持っていると考えられる。1等口数が19口と多かったのも、こうした分かりやすい偏りが出たためだろう。多くの人が狙いやすい数字の組み合わせだったということだ。

さて、最も重要な次回の予測だ。
前述の通り、今回は「偶数・低合計値」に大きく偏った。この反動を狙い、次回は「奇数3つ以上、合計80以上」を基本戦略としたい。
そして、今こそ「ご無沙汰数字」の出番だ。過去20回のデータを洗い出すと、驚くべきことに「21」が一度も出現していない。これほど長い間眠っている数字は、次に爆発するエネルギーを溜め込んでいる。大穴狙いならば「21」は絶対に外せない。同様に、出現が1回だけの「29」も非常に魅力的だ。この2つの数字を組み込むだけで、高額当選の確率は飛躍的に高まるだろう。

最後にセット球の予測。セット球の出現パターンはカオスの中にもリズムがある。過去20回の流れを見ると、F→Eと続き、特定の規則性は見えにくい。しかし、だからこそチャンスがある。直近で使用頻度が低いセット球、それは「Cセット球」だ。過去20回でたった1度しか使われていない。そろそろ出番が来てもおかしくない。Cセット球は比較的バランスの取れた数字が出やすい傾向があるため、先ほどの「奇数多め・高合計値」という予測とも合致する。

結論として、次回は「奇数中心」「合計80以上」「ご無沙汰数字の21, 29」「連続出現中の12の隣、11, 13」をキーワードに数字を選ぶべきだ。幸運の女神は、ただ待っているだけの者には微笑まない。流れを読み、大胆に攻める勇気を持つ者にのみ、その扉は開かれるのだ。