第1248回ミニロト当選番号

レビュー

ふむ、第1248回の抽選結果が出たな。本数字が「02 04 05 14 25」、ボーナスが「24」。1等は14口で約1160万円か。まずまずの結果と言えるだろう。早速、この結果が我々に何を語りかけているのか、その奥に潜む「流れ」を読み解いていこう。

まず全体的な数字のバランスから見ていく。奇数が「05, 25」の2つ、偶数が「02, 04, 14」の3つ。ボーナス数字の「24」も偶数だ。これは明らかに「偶数優勢」の流れだ。前回の第1247回が奇数3・偶数2だったから、その反動というよりは、偶数の力が強まっているサインと読むべきだろう。

次に、本数字の合計値だ。全部足すと「50」。これは驚くほど低い数字だ。ミニロトの合計値の平均はだいたい80前後だから、いかに低い数字に偏ったかがわかる。こういう「低位集中」の回は、誕生日（1日～31日）で買う層が当たりやすいため、当選口数が多くなり、賞金が下がる傾向がある。今回14口も出たのは、まさにその典型だ。だが、この偏りこそが次を読み解く最大のヒントだ。極端な偏りの後には、必ずその反動が来る。つまり、次は「高位集中」、20番台や30、31といった大きな数字が主役になる可能性が非常に高いと俺は見ている。

個別の数字の流れも重要だ。今回の注目株は、なんと言っても「04, 05」の連続数字だろう。連続数字が出現する回は、数字同士が引き合うエネルギーが強い証拠だ。この「04」と「05」は、どちらも5回前、6回前あたりに出たばかりの「ホットナンバー」。勢いのある数字がタッグを組んで出てきた形だな。そして「02」も4回前に出たばかり。これも勢いに乗っている。
一方で、前回からの「引っ張り数字」はなかった。これは流れが一度リセットされたことを意味する。だからこそ、今回の当選数字が次回の「流れの起点」となる可能性が高い。特に、今回ボーナスに選ばれた「24」は要注意だ。5回前の第1243回でもボーナスとして出現している。同じ数字がボーナスで繰り返されるのは、本数字への昇格が近いという暗示だ。次回、「24」を軸に加えるのは面白い選択だろう。

そして、忘れてはならないのがセット球だ。今回は「Iセット球」。このIセットが使われたのは12回前の第1236回以来だ。その時の出目は「01 18 19 30 31」。今回の「02 04 05 14 25」とは全く似ていない。だが、それで関連なしと断じるのは素人だ。セット球にはそれぞれ「性格」や「クセ」がある。Iセットは、特定のゾーンに固まらず、バランスよく数字を出す傾向があるが、時折こうして低い数字に固めるような「気まぐれ」を起こす。今回の結果は、まさにIセットの気まぐれな一面が出たと言えるだろう。

さて、お待ちかねの次回の予測だ。これまでの分析から、いくつかの攻略パターンが見えてくる。
第一に、「反動狙い」。合計値「50」という極端な低さからの揺り戻しを狙い、次回は合計値を100以上と想定する。具体的には「21, 26, 28, 30, 31」といった20番台後半から30番台の数字を多めに組み込むのがセオリーだ。
第二に、「バランス回帰」。偶数優勢の流れから、次は奇数優勢（奇数3・偶数2）に戻ると読む。あるいは、さらに偏って奇数4・偶数1という大穴狙いも面白い。
第三に、「引っ張りとご無沙汰」。今回の当選数字、特に連続した「04, 05」やボーナスの「24」の中から1つは引っ張ってくると読む。それに加えて、ここ20回以上出現していない「眠れる獅子」のような数字、例えば「22」あたりを叩き起こしてやるのも一興だ。

最後に、次回のセット球。これはギャンブルだが、流れを読むことはできる。最近のローテーションを見ると、AからJまで比較的まんべんなく使われている。今回Iが使われたことで、直近でご無沙汰なのは「Eセット」と「Dセット」あたりに絞られる。俺の読みでは、次は「Eセット球」の番だ。Eセットは比較的素直な出目を出す傾向がある。つまり、極端な偏りはなく、バランスの取れた数字が選ばれやすい。もしEセットが来ると仮定するなら、「反動狙い」と「バランス回帰」を組み合わせた予想が最も確実性が高いだろう。

運だけではない。流れを読み、数字の意思を感じ取ること。それがミニロト攻略の神髄だ。健闘を祈る。