第1255回ミニロト当選番号

レビュー

第1255回の抽選結果は、ミニロトの奥深さと面白さを見せつけられた、非常に興味深い回となりました。本数字「02, 03, 04, 17, 23」、ボーナス数字「12」。この数字の並びを見て、すぐにピンと来た方も多いでしょう。そう、今回は「02, 03, 04」という、非常に珍しい「3連続数字」が出現したのです。

このような分かりやすい並びは、多くの人が購入するため、1等の口数も13口と多くなり、賞金額は約1200万円と、ミニロトとしてはやや控えめな結果になりました。これは「当たりやすい数字は、当たっても分け前が少なくなる」という宝くじの鉄則を改めて示すものです。しかし、この結果には次回の勝利に繋がる多くのヒントが隠されています。

まず、全体の流れから見ていきましょう。奇数と偶数のバランスは、奇数が「03, 17, 23」の3つ、偶数が「02, 04」の2つ。これは「奇数3：偶数2」という、最も出現しやすい黄金バランスの一つです。数字選びに迷ったら、まずこのバランスを意識するのは基本中の基本です。

次に注目すべきは、本数字の合計値です。今回の合計は「49」。ミニロトの本数字5つの合計は、平均すると80前後になることが多いのですが、今回はそれを大幅に下回る低い値となりました。これは「02, 03, 04」という1桁台の数字に偏った結果です。私の長年の経験から言うと、このような極端な偏りが生じた後は、必ず「揺り戻し」が来ます。つまり、次回は合計値が平均、あるいは平均以上に跳ね上がる可能性が非常に高いと見ています。20番台や30番台の大きな数字を積極的に狙っていくべきでしょう。

個別の数字の流れも重要です。「17」は第1254回からの連続出現、いわゆる「引っ張り数字」です。強いエネルギーを持った数字は、こうして連続で出現することがあります。また、ボーナス数字の「12」は、前回（第1254回）の本数字でした。これも「本数字からボーナスへスライドする」という、よく見られる現象です。このように、前回の結果は決して無関係ではありません。数字は互いに引き合い、流れを形成しているのです。

そして今回の「02, 03, 04」ですが、これは「数字の引力」とでも言うべき現象です。「04」は3回前、「03」は4回前、「02」は5回前と、いずれも比較的最近出た数字が、まるで磁石のように引き寄せられて固まって出現しました。

さて、今回の抽選で使用されたのは「Eセット球」でした。このEセット球、過去のデータを見ると面白いクセがあります。第1252回では「04」、第1237回では「02」と、1桁台の偶数を出す傾向が見られます。セット球ごとにこうした「好み」があるというのは、我々専門家の間では常識です。

では、これらの分析を踏まえて、次回の第1256回をどう攻略するか。私の見立てはこうです。

第一に、連続数字の反動を狙います。今回、強烈な3連続数字が出たため、次回は数字がバラける展開が濃厚です。連続数字は狙わず、各数字の間隔を空けた組み合わせを意識してください。

第二に、合計数字の揺り戻しを狙います。前述の通り、今回は合計49と極端に低かったため、次回は合計80～100程度を狙い、20番台や30番台の数字を多めに組み込むのがセオリーです。

第三に、「ご無沙汰数字」の復活に期待します。過去20回以上の抽選で本数字として出現していない数字があります。それは「22」と「24」です。特に「22」は長く沈黙を守っています。こうした数字は、一度流れに乗ると大きな波乱を巻き起こす可能性を秘めています。要注目です。

第四に、ボーナスからのスライドを警戒します。今回のボーナス数字「12」は、次回の本数字として出現する可能性を十分に秘めています。候補の一つとして押さえておくべきでしょう。

最後に、次回のセット球を予測します。最近の10回で使用されていないセット球は「G」です。抽選機は公平性を保つため、各セット球をまんべんなく使用する傾向があります。流れから言えば、次は「Gセット球」の出番と読むのが最も自然です。ちなみにGセットが前回使われた第1245回の本数字は「10, 11, 16, 29, 30」。これをヒントにするのも一興でしょう。

運だけが全てではありません。流れを読み、データを信じ、そして最後は自分の直感を加える。それがミニロト攻略の王道です。この分析が、あなたの幸運への道しるべとなることを願っています。