第1356回ミニロト当選番号

第1356回()MINILOTO抽選結果
本数字
06 07 20 22 24
ボーナス数字
05
セット球
C
1等 10口 14,858,700円
2等 54口 197,600円
3等 1,386口 13,300円
4等 41,624口 1,100円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第1356回ミニロトは、数字の組み合わせを考える上でとても興味深い結果となりましたね。まずは、出た数字を全体的に眺めて、どんな特徴があったのかを一緒に見ていきましょう。

本数字は「06、07、20、22、24」、ボーナス数字は「05」でした。まず注目したいのは、奇数と偶数のバランスです。今回は奇数が「07」の一つだけで、残りの四つ「06、20、22、24」はすべて偶数でした。数字を選ぶとき、私たちは無意識に奇数と偶数をバランス良く配置しようとすることが多いのですが、このように大きく偏ることも実際には起こるのですね。これは、私たちの思い込みを少し見直す良い機会かもしれません。

次に、5つの本数字をすべて足した合計値を見てみましょう。「06 + 07 + 20 + 22 + 24 = 79」となります。ミニロトの数字(1から31)の真ん中は16ですから、5つの数字の合計の期待値は大体80くらいになります。今回の「79」という数字は、この期待値に非常に近い、いわば「真ん中の真ん中」とも言える結果でした。数字のバランス自体は、とても標準的だったと言えるでしょう。

1等の当選口数は10口で、賞金額は約1485万円でした。これはミニロトの1等としては平均より少し高めな金額です。合計値が平均的だったにもかかわらず口数が伸び悩んだのは、やはり「偶数に4つも偏った」ことや、「06、07」という連続した数字が含まれていたことが影響したのかもしれません。多くの方が避けるような組み合わせだったからこそ、当たった時の配当が少し大きくなった、と考えることもできますね。

最後にセット球ですが、今回は「C」が使われました。事前の期待度データでは、Cセットは19.2%で堂々の1位でした。これは、どのセット球が使われるかという選択肢の中で、最も可能性の高いものを選んだ結果がそのまま出た、ということになります。データを重視する方にとっては、非常に納得のいく抽選だったのではないでしょうか。

2.個別の本数字の分析

それでは、次に一つ一つの数字がなぜ選ばれたのか、もう少し詳しく見ていきましょう。過去のデータと照らし合わせながら、今回の数字たちの背景を探ってみます。

まず「06」ですが、これは驚くことに前回(第1355回)から連続で出現した「引っ張り数字」でした。数字選びの戦略には色々な考え方がありますが、「前回出た数字はもう出ないだろう」と考える方もいれば、「良い流れが来ているから次も出るかもしれない」と考える方もいます。今回は後者の考え方が見事に的中した形です。さらに「06」は、ボーナス数字の「05」と本数字の「07」に挟まれており、「05-06-07」と3つの数字が連続する珍しい並びの中心にいました。このあたりは、数字同士の強い結びつきを感じさせますね。

「07」は、先ほども触れたように「06」との連続数字です。連続する数字の組み合わせは、実は私たちが思っている以上によく出現します。誕生日や記念日で数字を選ぶと、なかなか連続した数字は選びにくいものですが、機械がランダムに選ぶからこそ、こうした素直な並びが生まれるのかもしれません。

次に20番台の数字たち、「20」「22」「24」です。この3つの数字は、最近の抽選で非常に強い流れを持っていた数字たちです。
「20」は、第1348回や第1346回でも出現しており、安定して顔を見せる常連メンバーのような存在です。何か軸になる数字を一つ選びたい、と考えたときに、候補にしやすい数字だったと言えるでしょう。
「22」も同様に、第1350回や第1343回、第1340回と、比較的短い間隔で何度も出てきている「ホットナンバー」です。勢いのある数字に乗る、という戦略を取った方には、まさに狙い目の数字だったはずです。
そして「24」。この数字も第1344回や第1341回、第1340回と、ここ最近で特に出現が集中していました。「22」と「24」は第1340回で同時に出て以来の再共演となり、この2つの数字の相性の良さを物語っているようにも見えます。

今回の抽選結果は、短期的なトレンドを重視する戦略が非常に有効だったことを示しています。前回からの「引っ張り」が1つ、最近よく出ている「ホットナンバー」が複数、そして「連続数字」という特徴的なパターン。これらの要素をうまく組み合わせることが、的中に繋がる一つの道筋だったのかもしれません。数字を一つ一つバラバラに考えるのではなく、数字同士の関係性や、時間的な流れの中でどう位置づけられるかを考えることが、とても大切だということを教えてくれる結果でした。

3.次回の予想やアドバイス

さて、今回の抽選結果の振り返りを踏まえて、次回の数字選び、つまり私たちの「意思決定」をどう進めていくか、一緒に考えていきましょう。宝くじは運がすべて、というのはその通りですが、少しでも納得のいく選択をするためのヒントはいくつかあります。

まず、注目すべきは「セット球」です。次回の抽選で最も期待度が高いと予測されているのは「Gセット」で、その期待度は16.5%です。2位の「Iセット」(14.0%)、3位の「Hセット」(11.8%)と続きます。まずは、この期待度トップのGセットが使われることを想定して、戦略を練るのが最も合理的かもしれません。過去のGセットの抽選結果を少し見てみると、面白い傾向が見えてきます。例えば、「10」「12」「16」「17」「20」「22」「23」といった、10番台と20番台前半の数字が比較的よく出てくる印象があります。Gセットを狙うなら、このあたりの数字を少し厚めに選んでみるのは良い作戦かもしれませんね。

次に、具体的な数字の選び方について、一つの考え方として「ポートフォリオ戦略」をご紹介します。これは、役割の違う数字をバランス良く組み合わせて、リスクを分散させる考え方です。
1. 「軸になる数字」を1~2個決める:これは、過去100回など長期間で見て出現回数が多く、安定している数字です。例えば「11」や「21」などが候補になるでしょう。チームのキャプテンのような存在ですね。
2. 「流れに乗る数字」を1~2個加える:今回で言えば「22」や「24」のような、最近よく出ているホットな数字です。あるいは、逆にずっと出ていない「ご無沙汰数字(コールドナンバー)」を狙うのも面白いでしょう。これはチームの切り込み隊長です。
3. 「バランスを取る数字」で仕上げる:最後に、全体のバランスを見て数字を選びます。例えば、奇数と偶数の数が偏りすぎていないか、合計値が80前後に収まっているか、といった視点で調整します。これでチーム全体のまとまりが生まれます。

今回の結果から、次回に繋がりそうな流れも考えてみましょう。
一つは「引っ張り数字」です。今回「06」が連続出現しました。この流れが続くなら、今回の当選番号「06, 07, 20, 22, 24」の中から一つ、次の抽選でも選んでみる、という戦略が考えられます。特に勢いのあった20番台の数字は面白いかもしれません。
もう一つは「エリア」です。今回は20番台に3つも数字が集中しました。次は、この流れが別のエリアに移る可能性も考えられます。先ほどのGセットの傾向も踏まえると、次は「10番台」が主役になるかもしれません。「11, 13, 16, 18」のように、10番台の数字を多めに含んだ組み合わせを考えてみるのはいかがでしょうか。

最後に、大切な心構えです。誕生日や記念日など、自分にとって意味のある数字を選ぶのはとても素敵なことです。ただ、もし当選確率を少しでも上げたいと考えるなら、そうした選び方をすると数字が1~12の範囲に偏りがちになる、ということを覚えておくと良いでしょう。多くの人が同じように選ぶため、もし当たっても配当金が低くなる可能性があります。時には、あえて自分とは関係のない数字をランダムに選んでみることで、思わぬ幸運が舞い込んでくるかもしれません。

最終的にどの数字を選ぶかは、あなた自身の判断です。ですが、このように色々な角度から数字を分析し、自分なりの戦略を立てるプロセスそのものが、宝くじの醍醐味の一つだと思います。このレビューが、あなたの次回の数字選びの楽しい時間の一助となれば幸いです。

分析結果

5数字の合計 79
奇数の数 1
偶数の数 4

個別分析

本数字 06 07 20 22 24
6分割グループ B B D E E
総出現回数(本数字のみ) 191 212 220 235 219
総出現回数(ボ数字のみ) 50 42 38 50 38
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
7.1 6.4 6.2 5.8 6.2
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
10 6 9 12 10
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
5.0 8.3 5.6 4.2 5.0
何回前に出たか 1 23 8 6 12

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