本数字 | ||||
---|---|---|---|---|
03 | 06 | 10 | 23 | 27 |
ボーナス数字 | ||||
15 | ||||
セット球 | ||||
F | ||||
1等 | 19口 | 8,427,800円 | ||
2等 | 119口 | 96,600円 | ||
3等 | 2,049口 | 9,700円 | ||
4等 | 55,242口 | 900円 |
レビュー
1.抽選結果の全体分析
今回の第1355回ミニロトの抽選結果は、本数字が「03 06 10 23 27」、ボーナス数字が「15」となりました。まずはこの数字の組み合わせを、全体的な視点から見ていきましょうか。
数字のバランスを見てみると、奇数が「03, 23, 27」の3つ、偶数が「06, 10」の2つという構成でした。これは奇数と偶数が程よく混ざった、非常にバランスの取れた組み合わせと言えますね。購入する際に、多くの方が意識するバランスだと思います。
次に、5つの本数字をすべて足した合計値は「69」でした。ミニロトの本数字の合計は、平均すると大体80前後になることが多いので、今回はそれよりも少しだけ小さい数字に偏った結果となりました。特に、一桁台の数字が2つ(03, 06)と、10というキリの良い数字が入っているのが特徴的です。
1等の当選口数が19口、賞金が約842万円だった点も興味深いですね。1等の口数が多めに出たということは、それだけ多くの方が選んでいた組み合わせだった可能性が高いということです。誕生日や記念日などで使われやすい一桁の数字や10が含まれていたことが、当選者が増えた一因かもしれません。皆さんの予想と近かったのではないでしょうか。
今回使用されたセット球は「F球」でした。F球は、過去のデータを見ても特別出現率が高いわけでも低いわけでもなく、平均的に使われているセット球です。どの球が使われるかによって数字の出方に癖が出ることがありますが、今回は比較的素直な抽選結果になった、という印象を受けますね。
2.個別の本数字の分析
それでは、今回選ばれた5つの数字が、なぜこのタイミングで出てきたのか、もう少し詳しく見ていきましょう。過去のデータと照らし合わせると、それぞれの数字の背景にあるストーリーのようなものが見えてきて面白いですよ。
まず「06」と「10」ですが、これらは比較的最近出たばかりの数字でした。「06」はわずか2回前の第1353回に、「10」も3回前の第1352回に出現しています。一度出た数字が、あまり間を置かずに再び登場する「引っ張り現象」と呼ばれる流れに乗った形ですね。特に「06」は短い間隔での再登場で、強い流れを持っていた数字と言えそうです。
「03」も5回前の第1350回に出ており、こちらも比較的記憶に新しい数字です。このように、直近で好調な数字が続けて選ばれるのは、ミニロトではよく見られる傾向の一つです。
一方で、「23」と「27」は、それぞれ9回前、8回前と、しばらくお休みしていた数字でした。ずっと出ていなかった数字が、そろそろ出る頃ではないかと注目していた方にとっては、待望の出現だったかもしれませんね。
今回の当選番号は、このように「最近よく顔を見せる好調な数字」と「少しご無沙汰だった数字」がうまく組み合わさった結果となりました。まるで、レギュラーメンバーと久しぶりに呼ばれた選手が一緒に活躍した、といった感じでしょうか。こういうバランスの取れた出方は、予想する上で非常に悩ましいですが、それもまたミニロトの醍醐味ですね。
そして、ボーナス数字の「15」は、なんと前回の第1354回で本数字として出ていた数字です。本数字として出たすぐ次の回にボーナス数字として現れるというのも、時々見られる興味深いパターンです。数字同士の不思議な縁を感じさせますね。
3.次回の予想やアドバイス
さて、今回の結果を踏まえて、次回の第1356回に向けて、どのような戦略で数字を選んでいくのが良いか、一緒に考えていきましょう。宝くじは運の要素が大きいですが、少しでも納得のいく買い方をするための、いくつかの考え方をご提案しますね。
まず、数字を選ぶ前に注目したいのが「セット球」です。どのセット球が使われるかで、数字の出方に傾向が見られることがあります。提供されているデータによると、次回は「C球」が使われる期待度が19.2%と最も高くなっています。次いで「I球」が13.0%、「G球」が12.6%と続きます。この上位3つの球で抽選される可能性が合計で45%近くありますから、まずはこの3つの球のパターンを想定して数字を考えてみるのが、効率的なアプローチかもしれません。
それぞれの球には、少しだけ個性があるように見えます。
・「C球」は、過去のデータを見ると、20番台の数字が比較的よく出る印象です。もしC球を狙うなら、20番台の数字を一つか二つ、組み合わせに加えてみると面白いかもしれません。
・「I球」は、不思議と10番台の数字と相性が良いように感じられます。また、特定の数字の組み合わせで出やすい傾向もあるので、過去のI球の当選番号を眺めて、ピンとくる数字を探すのも一つの手です。
・「G球」は、特定の数字に偏ることが少なく、全体的にバランス良く数字が出る優等生タイプです。奇数と偶数の割合や、数字の合計が平均(80前後)に近くなるように意識して選ぶのが、セオリー通りの攻め方と言えそうです。
数字の組み合わせを考える際には、「ポートフォリオ」を作るようなイメージを持つことをお勧めします。これは、一つの買い方に絞るのではなく、いくつかの異なる戦略に基づいた組み合わせを複数購入することで、リスクを分散させる考え方です。
例えば、次のような3パターンの買い方をしてみてはいかがでしょうか。
1.【本命プラン】長い間出現していない数字(例えば「24」はしばらくご無沙汰ですね)を軸に据え、最近よく出ている「11」や「28」のような好調な数字を組み合わせる。
2.【対抗プラン】今回の当選数字から一つ(例えば「27」)を「引っ張り数字」として選び、残りの4つは、期待度の高いC球の傾向に合わせて20番台を多めに選んでみる。
3.【直感プラン】ご自身の誕生日や記念日、ラッキーナンバーなど、思い入れのある数字を信じて組み合わせる。
このように、異なるアプローチでいくつかの組み合わせを用意しておくことで、どんな結果が出ても「あの買い方も試しておけばよかった」という後悔を減らすことができます。これが、最適な選択を目指すオペレーションズ・リサーチの考え方なんです。
最終的にどの数字が選ばれるかは誰にも分かりませんが、自分なりに戦略を立てて選んだ数字で抽選を待つ時間は、きっと格別なものになるはずです。このレビューが、皆さんの次回の幸運を掴むための、ささやかなヒントになれば嬉しく思います。
分析結果
5数字の合計 | 69 |
---|---|
奇数の数 | 3 |
偶数の数 | 2 |
個別分析
本数字 | 03 | 06 | 10 | 23 | 27 |
---|---|---|---|---|---|
6分割グループ | A | B | B | E | F |
総出現回数(本数字のみ) | 224 | 190 | 223 | 231 | 232 |
総出現回数(ボ数字のみ) | 55 | 50 | 39 | 41 | 41 |
トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
6.0 | 7.1 | 6.1 | 5.9 | 5.8 |
過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
10 | 9 | 6 | 6 | 11 |
短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
5.0 | 5.6 | 8.3 | 8.3 | 4.5 |
何回前に出たか | 5 | 2 | 3 | 9 | 8 |
類似の結果
回 | 本数字 | ボ数字 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
第798回 | 03 | 08 | 10 | 23 | 27 | 12 |