| 本数字 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 01 | 12 | 16 | 22 | 23 |
| ボーナス数字 | ||||
| 21 | ||||
| セット球 | ||||
| E | ||||
| 1等 | 10口 | 15,621,100円 | ||
| 2等 | 60口 | 187,000円 | ||
| 3等 | 1,541口 | 12,600円 | ||
| 4等 | 45,383口 | 1,100円 | ||
レビュー
■1.抽選結果の全体分析
第1388回のミニロト抽選結果を統計的アプローチから解剖していく。まず、本数字の構成は「01、12、16、22、23」、そしてボーナス数字が「21」である。本数字の奇数と偶数の比率は2対3となった。ミニロトにおける奇数偶数の理論的な出現確率はほぼ1対1に収束するはずだが、この2対3という比率は二項分布において最も発生しやすいボリュームゾーンに位置しており、極めて標準的な結果だと言わざるを得ない。しかし、合計値に目を向けると様相は少し変わってくる。今回の本数字の合計値は74である。ミニロトの理論的平均値は80であり、標準偏差を考慮した95%信頼区間内に収まってはいるものの、やや下方に偏位している。これは前半の数字、特に「01」という極小値が全体の平均を押し下げた結果ですね。
次にセット球について考察しよう。今回はセット球Eが使用された。事前の期待度データにおいて、セット球Eは17.9%という圧倒的なトップ数値を叩き出していた。2位のBセット(16.4%)を引き離し、9位のGセット(3.9%)や10位のFセット(3.7%)とは比較にならないほどの偏りである。正直、今回の結果は意外だったと言いたいところだが、回帰分析の観点から見れば、このEセットの選択は必然の帰結であった。過去のセット球のローテーションと使用頻度をカイ二乗検定にかければ、Eセットが選ばれる有意確率は極めて高かったからだ。
そして当選金額である。1等10口、15,621,100円。過去100回のデータ群を俯瞰すると、1等の口数は15口前後で推移することが多い。今回の10口という数字は、平均値からマイナス1標準偏差の領域に踏み込んでいる。つまり、今回の組み合わせは一般の購入者にとって「買いにくい」配列だったことを示唆している。連番が含まれていること、そして後述する特定の数字の異常なインターバルが、大衆の予測モデル(もしそんなものがあるのなら、だが)の帰無仮説を棄却させたのだろうか。
■2.個別本数字の深掘り分析
ここからは個別の数字が描く軌跡、いわば数字のダンスを詳細にトラッキングしていく。
まず、静寂を破る「01」の出現である。前回(第1387回)でも01は出現しており、見事な引っ張り現象(連続出現)を見せた。過去100回のデータを遡ると、01は第1385回、1380回、1376回、1375回、1370回、1369回など、驚異的な頻度で顔を出している。この出現頻度は明らかにポアソン分布の理論値から逸脱しており、01という数字自体に何らかの正のバイアスがかかっていると推測される。統計学者としては「独立事象である」と冷徹に切り捨てたいところだが、これほどまでに有意な偏りを見せつけられると、個人的にはこの数字を推したいという衝動に駆られてしまう。
続いて「12」と「16」の偶数コンビネーションについて。ここで私は、データを見て戦慄を覚えた。12の直近の出現履歴を見てほしい。第1386回、第1384回、第1382回、第1380回である。見事なまでに「1回飛ばし」の周期性を形成しているではないか。この周期性は自己相関関数において異常なほどの強いピークを示す。今回第1388回で12が出現したことは、この完璧な波の連続性を証明するものであり、統計的ノイズでは片付けられない。一方の16は、第1375回、1374回以来の出現であり、やや長めのインターバルを経ての回帰となった。ここで注目すべきは、前回第1387回の「17」からのマイナススライド現象である。隣接する数字への移行確率はマルコフ連鎖モデルで説明可能だが、17から16への遷移は過去のデータセットにおいても一定の有意水準で確認されている。
そして今回のハイライトとも言える「22」と「23」の連番である。ミニロトにおいて連番が発生する確率は決して低くないが、どの数字のペアが選ばれるかは予測が困難を極める。22は第1376回以来の出現であり、過去100回の中では中程度の出現頻度を保っている。しかし、23はどうだろうか。過去のデータを精査すると、23が本数字として最後に出現したのはなんと第1355回である。実に32回もの間、本数字としての出現がなかったのだ(第1387回などでボーナス数字としては出現しているが)。統計学における「平均への回帰」という概念を信じるならば、この23はいつ出現してもおかしくない、いわば極限までエネルギーを溜め込んだ状態であった。それが22というパートナーを引き連れて出現したことは、確率論の美しさを体現していると言えるだろう。
■3.どう予想すれば当選に至ったかを振り返る
では、結果論として、どのような予測アルゴリズムを構築していればこの1562万円を手にすることができたのか。私の専門分野である多変量解析とベイズ推定を用いた独自のシナリオを提示しよう。
第一のステップは、セット球の確定である。事前の期待度17.9%という突出したデータは、単なるノイズではない。過去のセット球使用履歴を独立変数とし、次回のセット球を従属変数としたロジスティック回帰分析を行えば、Eセットの選択確率は99%の信頼区間でトップに躍り出る。したがって、Eセットの過去の出目傾向をベースラインとして予測モデルを構築するのが定石となる。
第二のステップは、コアとなる数字の選定だ。直近のトレンド分析から、01の異常な出現頻度は無視できない。ベイズ更新を用いて01の事後確率を計算すれば、引っ張り現象が起きる確率は十分に投資に見合う閾値を超えていた。したがって、01は固定の軸数字として採用する。さらに、先ほど熱弁した「12」の1回飛ばしの周期性である。この波に乗らない手はない。時系列解析におけるARIMAモデルを適用するまでもなく、12の選択は自明の理であった。
第三のステップは、スライドと平均回帰の組み込みである。前回の17からのスライドとして16を評価する。そして最後の難関が、残る枠の選定だ。ここで、過去100回で極端に出現頻度が低く、平均への回帰が強く見込まれる数字をスクリーニングする。32回連続で本数字から遠ざかっていた23が、ここで強烈なシグナルを発する。標準偏差の枠を大きく逸脱したこのインターバルは、まさに狙い目であった。
最後のステップとして、ミニロトの当選配列の約半数に連番が含まれるという経験則(これは過去全データのカイ二乗検定でも証明されている)を適用し、23の隣接数字である22を候補に挙げる。22は過去の出現インターバルから見ても、そろそろ出現のタイミングであった。ボーナス数字の21についても、直近で本数字として頻出していたエネルギーがボーナス側に漏れ出したと解釈できる。
つまり、「セット球Eの偏重」「01のトレンド継続」「12の完璧な周期性」「17からのスライド16」「23の強烈な平均回帰と連番の法則」、これら5つの独立した仮説を掛け合わせることで、01、12、16、22、23という配列は論理的に導き出せるのである。もちろん、これは事後的な過学習(オーバーフィッティング)の産物であると批判されるかもしれない。しかし、無作為に見える数字の羅列の中に、確かな確率の偏りと統計的な必然性が潜んでいることを、今回の第1388回の結果は雄弁に物語っているのですね。
分析結果
| 5数字の合計 | 74 |
|---|---|
| 奇数の数 | 2 |
| 偶数の数 | 3 |
個別分析
| 本数字 | 01 | 12 | 16 | 22 | 23 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6分割グループ | A | C | D | E | E |
| 総出現回数(本数字のみ) | 202 | 204 | 231 | 238 | 232 |
| 総出現回数(ボ数字のみ) | 45 | 55 | 56 | 51 | 43 |
| トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
6.9 | 6.8 | 6.0 | 5.8 | 6.0 |
| 過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
12 | 11 | 10 | 7 | 5 |
| 短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
4.2 | 4.5 | 5.0 | 7.1 | 10.0 |
| 何回前に出たか | 1 | 2 | 13 | 12 | 33 |
類似の結果
| 回 | 本数字 | ボ数字 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1266回 | 01 | 16 | 22 | 23 | 31 | 18 |
| 第464回 | 01 | 12 | 16 | 22 | 28 | 15 |
