第1220回ミニロト当選番号

レビュー

第1220回の抽選結果、実に興味深いものとなったな。本数字02、05、11、12、30。そしてボーナスが16。1等が26口も出て賞金が約635万円とは、多くの当せん者にとっては嬉しいやら悲しいやら、複雑な心境だったろう。だが、ワシのような専門家から見れば、この結果は次なる高額当せんへの宝の地図に他ならない。なぜ1等がこれほど多く出たのか。そこから解き明かしていこう。

まず見るべきは数字の「顔ぶれ」だ。02、05、11、12と、31までの数字の中でも特に前半に固まっている。おまけに30を除けば、すべて誕生日や記念日で使いやすい数字ばかり。これでは当せん者が増えるのも無理はない。本数字の合計は「60」。これはミニロトの平均合計値である約80を大きく下回る、極めて低い数値だ。こういう「低い回」の次には、揺り戻しで「高い回」が来るのが世の常。つまり、次回は20番台や30番台がゴロゴロと顔を出す可能性が高いとワシは見ている。奇数2：偶数3のバランスは悪くないが、この低い合計値こそが今回の最大のメッセージだ。

個々の数字の「気」の流れも読んでいこう。まず注目は「11」と「12」の連続数字だ。数字というのは隣同士で引き合う力がある。この連続数字が出たということは、数字たちの間で何らかの結びつきが強まっている証拠。次回も連続数字は必ず1組は入れておくべきだろう。
そして「11」は前回（第1219回）のボーナス数字からのスライドだ。ボーナスは本数字への「助走」であり、本数字に昇格する力を持った数字の宝庫。今回のボーナス「16」も要注意だ。16は過去20回で5回も出現しており、そのうち2回がボーナス。非常に強いエネルギーを秘めている。次回、本数字として花開く可能性は十分にある。
「02」「05」「30」は、しばらく鳴りを潜めていたが、いずれも過去には何度も顔を出してきた常連数字だ。忘れた頃にやってくる。これが鉄則だ。自分のマークしている数字がしばらく出ていなくても、決して見捨ててはならない。数字は我々の想いに応えてくれるものなのだ。

さて、今回の抽選で最も重要なのがセット球「C」が使われたことだ。C球が使われたのは、実に14回ぶりとなる第1206回以来。長らく眠っていた球が目を覚ましたのだ。これは、これまでの抽選の流れを一度断ち切り、新たな潮流を生み出すという天の啓示かもしれん。
しかも、その第1206回の出目（07 09 12 14 30）と今回の出目を比べてみろ。「12」と「30」が共通して出ているではないか。これは偶然ではない。セット球にはそれぞれ「好み」の数字、つまり「クセ」があるのだ。C球は「12」と「30」に特別な縁がある。このクセを読み解くことが、他人より一歩先んじるための秘訣だ。

では、次回の第1221回はどう狙うべきか。ワシからの助言はこうだ。
まず、合計値は「80以上」を意識しろ。今回の低い合計値の反動を狙い、20番台、30番台を積極的に組み込むのだ。
次に、連続数字を1組入れること。「11, 12」の流れを汲み、「24, 25」や「30, 31」といった組み合わせは面白い。
そして、今回のボーナス「16」は有力候補としてマークしておけ。ボーナスからの昇格は王道パターンだ。同じく、今回の本数字から1つか2つ引き継がれる「引っ張り」も考慮に入れ、「05」や「30」あたりは再度狙う価値がある。
最後に、次回使われるセット球だ。久しぶりにC球が出てきたこの流れ、簡単には読ませないぞという意志を感じる。過去のC球の次はG球だったが、素直にそうなるとは限らない。ワシは、この流れの変化に乗じ、最も出現回数の少ない「H球」が来ると読む。H球は過去20回でたったの1回しか使われていない。まさに「眠れる獅子」だ。このH球が目覚めた時、誰も予想しなかった波乱の結果が生まれる。そこにこそ、高額当せんの夢があるのだ。
皆の幸運を祈る。