第1346回ミニロト当選番号

第1346回()MINILOTO抽選結果
本数字
05 16 20 23 30
ボーナス数字
02
セット球
G
1等 11口 14,086,300円
2等 67口 166,100円
3等 1,658口 11,600円
4等 44,855口 1,100円

ミニロト予想鑑定で確認する

レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第1346回の抽選結果は、本数字が「05, 16, 20, 23, 30」となり、数字の組み合わせを考える上で非常に興味深い結果となりました。宝くじの数字選びは、一種の「ポートフォリオ構築」に似ています。どの数字に投資するか、どのようにリスクを分散させるか、という戦略が大切になってきますからね。

まず、数字のバランスを見てみましょう。奇数が「05, 23」の2つ、偶数が「16, 20, 30」の3つでした。これは奇数と偶数のバランスが取れた、多くの人が選びやすい組み合わせの一つと言えるでしょう。数字選びに迷ったとき、多くの人が奇数と偶数を半々くらいにしようと考えるため、このような結果は当選者が複数出やすい傾向にあります。

次に、本数字5つの合計値は「94」でした。ミニロトの数字の合計は、理論上の平均が80前後になることが多いのですが、今回はそれより少し高めですね。これは、20番台と30番台という比較的大きな数字が3つも選ばれたことが影響しています。ただ、極端に高いわけではなく、これもまた「ありえそうな範囲」での高めの数字と言えます。

1等当選は11口で、賞金額は約1400万円。これはミニロトの1等としてはごく標準的な結果です。もし当選者が1口や2口で賞金が4000万円近くになっていたら、それは多くの人が選ばないような「高リスク・高リターン」な数字の組み合わせだったと言えます。今回は11口も当選者が出たということは、今回の数字の組み合わせが、多くの人にとって「最適解」に近い、魅力的なポートフォリオに見えたということでしょう。

最後にセット球ですが、今回は「G」が使われました。事前の期待度では4位と、まさに中堅どころ。G球は過去のデータを見ても、特定の数字に偏るというよりは、比較的バランスの取れた数字を出すことが多い印象です。今回の結果も、その傾向を裏付けるような、素直な数字の組み合わせだったのかもしれませんね。

2.個別の本数字の分析

さて、もう少し細かく、なぜこの5つの数字が選ばれたのかを考えていきましょう。数字選びは、限られた予算(選択肢)の中から、最もリターンの期待できる組み合わせを選ぶ「資源配分問題」と捉えることができます。

まず「30」ですが、なんと前回の第1345回から連続で出現しました。これはオペレーションズ・リサーチの世界で言うところの「ホットハンド効果」を信じる戦略ですね。一度うまくいったものは、次もうまくいく可能性が高いと判断する考え方です。連続数字を選ぶのは勇気がいりますが、その分、当たった時のリターンは大きい。今回はその戦略が的中した形です。

次に「05」と「16」を見てみましょう。「05」は第1344回から2回ぶり、「16」は第1341回から5回ぶりの登場です。これらは、しばらくお休みしていたけれど、忘れ去られるほどではない、ちょうど良いタイミングで再登場した数字と言えます。ポートフォリオで言えば、安定したリターンが期待できる「優良株」のような存在でしょうか。特に「05」は過去の出現頻度も高く、軸数字として選びやすい、信頼性の高い選択肢だったと考えられます。

「23」も第1342回から4回ぶりと、比較的短い間隔での出現です。これも「05」や「16」と同じように、コンスタントに顔を出す人気数字の一つですね。

面白いのは「20」です。第1337回以来、9回ぶりの出現となりました。少しご無沙汰だった数字ですね。こういう「少し忘れられている数字」をどう拾うかが、当選への鍵を握ることがよくあります。みんなが注目している人気数字ばかりを選ぶのではなく、少しだけ視点をずらして、こうした「隠れた優良株」に投資する戦略が功を奏したと言えるでしょう。

ボーナス数字の「02」も、第1344回に本数字として出たばかり。頻出数字の一つであり、本数字として選んだ方も多かったのではないでしょうか。

まとめると、今回の当選番号は、「連続出現を狙う投機的な選択(30)」、「安定した人気数字への投資(05, 16, 23)」、そして「少し間が空いた数字を拾う戦略的選択(20)」という、非常にバランスの取れた意思決定の結果だったと分析できます。

3.次回の予想やアドバイス

それでは、今回の結果を踏まえて、次回の数字選び、つまりあなたの「意思決定プロセス」をどう最適化していくか、いくつかアドバイスをさせてくださいね。

まず、セット球の選択が最初の重要な分岐点です。次回の期待度は「I」「J」「H」の3つが非常に高くなっています。特に1位の「I」は注目すべきです。過去のデータを見ると、I球が使われた回(第1334回、第1295回、第1281回など)では、「04」「08」「09」といった1桁台の数字や、20番台がよく絡む傾向があるように見えます。もしI球を狙うなら、このあたりの数字をポートフォリオに組み込んでみてはいかがでしょうか。

次に、具体的な数字選びの戦略です。一つは「コア・サテライト戦略」をおすすめします。これは、まず自分の好きな数字や、絶対に来ると信じている数字を1~2個「コア(核)」として固定します。そして、その周りに「サテライト(衛星)」として、今回のアドバイスのような傾向の数字をいくつか配置する方法です。これにより、自分の直感を大切にしながら、データに基づいた戦略も取り入れることができます。

具体的なサテライト候補としては、以下のような考え方ができます。
一つ目は「反動を狙う」戦略。今回は偶数が3つと少し多かったので、次回はバランスを取るように奇数を3つ以上選んでみる。例えば「03, 07, 11, 19, 25」といった奇数中心の組み合わせです。
二つ目は「ご無沙汰数字を狙う」戦略。過去のデータを眺めて、ここしばらく全く顔を出していない数字を探してみましょう。例えば「26」あたりは少し出現間隔が空いています。こうした数字は、多くの人が見過ごしがちなので、もし出現すれば高額当選に繋がる「穴株」になる可能性があります。
三つ目は「ボーナスからの昇格を狙う」戦略です。今回のボーナス数字「02」や、前回の「28」のように、ボーナス数字として出た数字が、次やその数回後に本数字として選ばれることは本当によくあります。これはリスクの低い、手堅い戦略の一つと言えるでしょう。

最後に、忘れてはならないのが「楽しむ」という視点です。宝くじは、当たるかどうかの不確実性を楽しむゲームでもあります。データを分析し、戦略を立てることは、その楽しみを何倍にもしてくれます。でも、最終的にどの数字を選ぶかは、あなたの自由な意思決定です。今回のアドバイスを参考に、あなただけの「最強のポートフォリオ」を組んで、次回の抽選日をワクワクしながら待ってみてください。幸運を祈っています。

分析結果

5数字の合計 94
奇数の数 2
偶数の数 3

個別分析

本数字 05 16 20 23 30
6分割グループ A D D E F
総出現回数(本数字のみ) 218 223 218 230 232
総出現回数(ボ数字のみ) 55 56 37 41 28
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.2 6.0 6.2 5.9 5.8
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
10 8 8 5 9
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
5.0 6.3 6.3 10.0 5.6
何回前に出たか 2 5 9 4 1