第1350回ミニロト当選番号

第1350回()MINILOTO抽選結果
本数字
02 03 11 22 28
ボーナス数字
15
セット球
D
1等 24口 6,694,900円
2等 115口 100,300円
3等 2,648口 7,500円
4等 63,949口 800円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第1350回ミニロトは、当選された方、本当におめでとうございます。さて、今回の抽選結果を振り返ってみましょう。本数字は「02 03 11 22 28」、ボーナス数字は「15」でした。

まず、数字のバランスから見ていきましょう。奇数が「03, 11」の2つ、偶数が「02, 22, 28」の3つと、奇数と偶数の割合は2:3でした。これはミニロトで最も出やすい組み合わせの一つで、非常にバランスの取れた結果と言えますね。次に、本数字5つの合計は「66」でした。ミニロトの合計数字の平均は大体80くらいなので、今回は平均よりもかなり低い、小さな数字に偏った結果となりました。特に「02」と「03」という1桁の連続数字が入ったことが、合計値をぐっと引き下げた大きな要因でしょう。

そして注目すべきは、1等当選が24口も出て、賞金が約670万円だった点です。これは、多くの人が選びやすい数字の組み合わせだったことを示唆しています。オペレーションズ・リサーチの考え方で言うと、これは「最適な選択肢」が一つに集中してしまった状態に似ています。連続数字の「02, 03」、ゾロ目の「22」、そして全体的に誕生日などで使いやすいカレンダー数字が多かったため、同じ組み合わせを買った人がたくさんいたのでしょう。高額当選を狙うという観点からは、他の人があまり選ばない組み合わせを選ぶ「差別化戦略」が重要になりますが、今回は王道の組み合わせが当たった回だった、ということですね。

使用されたセット球はD球でした。提供されたデータによると、D球は次回の期待度ランキングでは下位に沈んでいますが、今回は期待度2位からの登場でした。セット球の動きは本当に気まぐれですが、傾向を掴むことで少しでも有利な選択ができるかもしれません。

2.個別の本数字の分析

それでは、今回選ばれた数字たちが、なぜ出てきたのかをもう少し深く探ってみましょう。過去のデータと照らし合わせながら、それぞれの数字の背景を考えてみます。

まず驚くべきは、前回(第1349回)から3つも同じ数字が引き継がれている点です。「02」「03」「28」の3つが連続で出現しました。これは「引っ張り現象」と呼ばれ、時々起こることですが、3つも重なるのは比較的珍しいケースです。特に「02」と「03」は前回に続いて、今回も連続数字として登場しました。これは偶然かもしれませんが、何かしらの流れがきているのかもしれませんね。

個別に見ていくと、「02」と「03」は過去100回でそれぞれ14回出現しており、出現頻度の高い「ホットナンバー」と言えるでしょう。特に最近の出現が目立っています。
「11」は第1345回以来、5回ぶりの登場でした。この数字も過去100回で17回も出ている超人気数字です。しばらくお休みしていましたが、満を持しての再登場といったところでしょうか。
「22」は7回ぶりの登場。過去100回の本数字での出現は19回と、これもまた非常によく出る数字です。ゾロ目ということもあり、意識して選ぶ方も多い数字ですね。
そして「28」は、先ほども触れた通り、前回からの連続出現です。第1348回でも出ており、直近3回で全て本数字として登場している、まさに今一番勢いのある数字の一つと言えるかもしれません。

今回の抽選結果を「最適化問題」として捉えるなら、「最近のトレンドを重視する」という戦略が最も効果的だった回と言えます。選ばれた5つの数字は、どれも過去100回で頻出しているホットな数字ばかりでした。しばらく出ていない「コールドナンバー」を狙う逆張り戦略ではなく、素直に勢いのある数字を追いかける順張り戦略が功を奏した形です。ボーナス数字の「15」も、前回は本数字として出ていた数字。まさに「直近の流れ」を色濃く反映した結果だったと言えるでしょう。

3.次回の予想やアドバイス

さて、今回の結果を踏まえて、次回の第1351回に向けて、どのような戦略で数字を選んでいくのが良いか、一緒に考えていきましょう。これは一種の「意思決定問題」です。いくつかのアプローチを提案しますので、ご自身のスタイルに合ったものを選んでみてください。

まず、最重要データであるセット球の予想です。提供されたデータによると、次回の期待度トップ3は「J球」「C球」「E球」となっています。特に1位のJ球は出現期待度が19.2%と高く、過去の傾向からも、期待度上位3位までのセット球から選ばれる確率は約90%と非常に高いです。ですから、まずはこの3つのセット球に絞って対策を練るのが、最も効率的なアプローチと言えるでしょう。

それぞれのセット球には、出やすい数字の傾向があるように見えます。
・「J球」が使われた場合:過去のデータを見ると、「25」「29」「31」といった20番台後半から30番台の数字や、「01」がよく出ています。大きめの数字を軸に組み立てるのが良さそうです。
・「C球」が使われた場合:こちらは「22」や「29」が強い傾向にあります。また、10番台の数字がバランス良く出ている印象なので、中盤の数字を多めに選ぶと面白いかもしれません。
・「E球」が使われた場合:このセット球は特徴がはっきりしていて、「01」「13」「19」の出現が突出しています。もしE球を狙うなら、この3つの数字のうち1つか2つを組み合わせに加えるのは非常に有効な戦略だと思います。

次に、具体的な数字選びの戦略です。
一つは、今回の反動を考えることです。今回は「引っ張り数字3つ」「低い合計値」「連続数字あり」という特徴的な結果でした。セオリー通りにいけば、次回はこれらの逆の現象、つまり「全く新しい数字の組み合わせ」「合計値が平均の80前後に戻る」「連続数字なし」といった結果になる可能性が考えられます。あえて他の人とは違う、少し変わった組み合わせを狙う「逆張り戦略」で高額当選を目指すのも一つの手です。

もう一つは、引き続きトレンドを追う「順張り戦略」です。今回出現した「02, 03, 11, 22, 28」や、その周辺の数字(例えば01, 04, 10, 12, 21, 23, 27, 29など)が、流れを引き継いで出現する可能性に賭ける方法です。

どちらの戦略を選ぶにしても、最終的にはご自身の直感を信じることが大切です。データ分析はあくまで、あなたの意思決定をサポートするための道具です。セット球の予想を参考にしつつ、ご自身が「これだ!」と思う数字をいくつか軸にして、そこからバランスを考えて組み合わせを広げていく。これが、楽しみながら当選確率を少しでも上げるための「最適なプロセス」ではないでしょうか。あなたの幸運を心から祈っています。

分析結果

5数字の合計 66
奇数の数 2
偶数の数 3

個別分析

本数字 02 03 11 22 28
6分割グループ A A C E F
総出現回数(本数字のみ) 235 223 257 234 214
総出現回数(ボ数字のみ) 41 55 52 50 43
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
5.7 6.1 5.3 5.8 6.3
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
5 10 9 11 12
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
10.0 5.0 5.6 4.5 4.2
何回前に出たか 1 1 5 7 1

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本数字 ボ数字
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