本数字 | ||||
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02 | 03 | 15 | 28 | 29 |
ボーナス数字 | ||||
20 | ||||
セット球 | ||||
H | ||||
1等 | 10口 | 15,486,700円 | ||
2等 | 51口 | 218,100円 | ||
3等 | 1,864口 | 10,300円 | ||
4等 | 50,869口 | 900円 |
レビュー
1.抽選結果の全体分析
今回の第1349回の抽選結果は、本数字が「02, 03, 15, 28, 29」、ボーナス数字が「20」となりました。まず、数字の組み合わせを全体的に見ていきましょう。
本数字の奇数と偶数のバランスは、奇数が「03, 15, 29」の3つ、偶数が「02, 28」の2つで、「奇数3:偶数2」という構成でした。これはミニロトで最も出現しやすいと言われているバランスの取れたパターンの一つですね。数字を選ぶ際に、多くの方が意識するポイントだと思います。
次に、5つの本数字の合計は「77」でした。ミニロトの本数字の合計の平均値(期待値)はだいたい80前後なので、今回の合計77は、ほぼ平均通りの結果と言えます。これもまた、バランスの良さを示していますね。
今回の抽選で特に目を引くのは、「02」と「03」、「28」と「29」という連続した数字のペアが2組も含まれている点です。連続数字は1組含まれることはよくありますが、2組も入るのは少し珍しいパターンです。この少し変わった組み合わせが、1等の当選口数が10口にとどまり、当選金額が1500万円を超える比較的高額になった理由の一つかもしれません。多くの人が連続数字を避ける傾向があるので、その裏をかいた形になった、という見方もできますね。
使用されたセット球は「H」でした。このHセットは、事前のデータでも出現が期待されていたセット球の一つで、順当な結果だったと言えるでしょう。
2.個別の本数字の分析
それでは、今回選ばれた5つの本数字が、どのような背景で出現したのかをもう少し詳しく見ていきましょう。過去のデータと照らし合わせることで、数字の流れのようなものが見えてくるかもしれません。
まず、最も注目すべきは「28」です。この数字は、前回の第1348回に続いての出現となりました。いわゆる「引っ張り数字」ですね。同じ数字が連続で出ることは、意外とよく起こります。全体の約2割程度の確率で発生するとも言われていますので、数字選びの戦略として、前回の当選数字を一つ入れてみる、というのは有効な手段の一つです。
次に、「02」と「03」を見てみましょう。「02」は5回ぶりの出現、「03」は4回ぶりの出現でした。どちらも比較的短い間隔での再登場となり、最近よく顔を見せる「ホットな数字」と言えるかもしれません。特にこの2つが連続数字として現れたのは興味深いですね。
一方で、「15」は21回ぶりの出現となりました。しばらくお休みしていた「ご無沙汰数字」が、満を持して登場した形です。このように、ずっと出ていないからといって候補から外すのではなく、むしろ「そろそろ来るかも」と狙ってみるのも面白い戦略です。
最後に「29」ですが、こちらは6回ぶりの出現。これもまた、平均的な出現間隔と言えるでしょう。
今回の当選番号は、連続で出た「引っ張り数字」の「28」、短い間隔で出た「02」「03」、長い間隔で出た「15」、そして平均的な間隔で出た「29」と、様々なタイプの数字がバランス良く組み合わさった結果となりました。これは、数字を選ぶ際に、一つの傾向(例えば、ご無沙汰数字だけを狙うなど)に偏るのではなく、色々な特徴を持つ数字を組み合わせて「ポートフォリオ」を作る、という考え方が大切であることを示唆しているように思います。
3.次回の予想やアドバイス
さて、今回の結果を踏まえて、次回の第1350回に向けた数字選びのヒントやアドバイスを考えていきましょう。これは一種の意思決定の問題ですが、楽しみながら戦略を立てるのが一番です。
まず、注目したいのはセット球です。提供されたデータによると、次回のセット球の期待度は「J」が18.5%でトップ、次いで「D」が16.9%、「C」が12.0%となっています。過去の傾向として、この上位3つのセット球の中から次回のものが選ばれる確率は非常に高い(約90%)とされています。ですので、まずはこの3つのセット球に絞って対策を練るのが最も効率的なアプローチと言えるでしょう。
それぞれのセット球には、少しずつ数字の出方にクセがあるようです。
・「Jセット」が選ばれた場合:過去のデータを見ると、1桁台の数字や30番台の数字が出やすい傾向があるように感じられます。例えば、「01」や「31」といった両端の数字を軸に、他の数字を組み立ててみるのは面白いかもしれません。
・「Dセット」が選ばれた場合:このセットは、特定の数字に偏るというよりは、全体的にバランス良く数字が散らばる傾向が見られます。奇数と偶数、前半の数字(1~15)と後半の数字(16~31)をうまく混ぜ合わせた組み合わせを考えてみるのが良さそうです。
・「Cセット」が選ばれた場合:こちらは20番台の数字が比較的よく出る印象があります。「22」や「27」などを軸に据えてみるのも一つの手ですね。
これらのセット球の傾向を参考にしつつ、具体的な数字を選ぶための「組み合わせ戦略(ポートフォリオ戦略)」をいくつか提案します。
1. 軸数字を決める:まず、上記のセット球の傾向や、ご自身の好きな数字などから「これだけは外せない」という軸数字を1つか2つ決めましょう。
2. 引っ張り数字を考慮する:今回の当選数字「02, 03, 15, 28, 29」の中から、1つだけ次回の予想に加えてみる。連続出現した「28」は少し考えものですが、他の数字なら可能性は十分にあります。
3. ご無沙汰数字を狙う:過去のデータを調べて、20回以上出ていないような数字があれば、それを一つ候補に入れてみましょう。思わぬ高配当に繋がるかもしれません。
4. 全体のバランスをチェックする:最後に、選んだ5つの数字の合計が80前後に収まっているか、奇数と偶数のバランスは「3:2」か「2:3」になっているかなどを確認して、最終的な組み合わせを完成させます。
もちろん、宝くじは最終的には運が左右するものですが、このように自分なりの戦略を立てて数字を選ぶことで、抽選日までの楽しみが何倍にも膨らむはずです。ぜひ、今回のレビューを参考に、あなただけの「最適解」を見つけてみてください。
分析結果
5数字の合計 | 77 |
---|---|
奇数の数 | 3 |
偶数の数 | 2 |
個別分析
本数字 | 02 | 03 | 15 | 28 | 29 |
---|---|---|---|---|---|
6分割グループ | A | A | C | F | F |
総出現回数(本数字のみ) | 234 | 222 | 190 | 213 | 208 |
総出現回数(ボ数字のみ) | 41 | 55 | 54 | 43 | 37 |
トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
5.8 | 6.1 | 7.1 | 6.3 | 6.5 |
過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
4 | 9 | 7 | 11 | 10 |
短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
12.5 | 5.6 | 7.1 | 4.5 | 5.0 |
何回前に出たか | 5 | 4 | 21 | 1 | 6 |
類似の結果
回 | 本数字 | ボ数字 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
第878回 | 02 | 03 | 08 | 28 | 29 | 26 |