本数字 | ||||
---|---|---|---|---|
05 | 08 | 10 | 11 | 29 |
ボーナス数字 | ||||
27 | ||||
セット球 | ||||
J | ||||
1等 | 24口 | 6,375,200円 | ||
2等 | 87口 | 126,300円 | ||
3等 | 2,398口 | 7,900円 | ||
4等 | 58,351口 | 800円 |
レビュー
1.抽選結果の全体分析
今回の第1352回ミニロトは、1等が24口も出るという結果になりました。当選された方、本当におめでとうございます。当選金額は約637万円と、ミニロトの1等としては少し控えめな金額になりましたが、これだけ多くの方が当選の喜びを分かち合えたのは素晴らしいことですね。
さて、なぜこれほど多くの当選者が出たのか、数字の組み合わせから考えてみましょう。今回の本数字は「05 08 10 11 29」でした。まず、奇数と偶数のバランスを見ると、奇数が3つ(05, 11, 29)、偶数が2つ(08, 10)と、非常にバランスの取れた構成です。これは、多くの方が好んで選ぶパターンのひとつです。
次に、本数字5つの合計値を見てみましょう。合計は「63」でした。ミニロトの数字の真ん中は16なので、平均的な合計値は80前後になります。そう考えると、今回の「63」という合計はかなり低い、つまり小さい数字に偏った結果だったと言えます。特に「05, 08, 10, 11」と、4つの数字が11以下に集中しています。誕生日や記念日など、身近な数字で選ぶ方は小さい数字を選ぶ傾向があるため、こうした偏りが当選口数を増やす一因になったのかもしれません。
そして、今回のセット球は「J」でした。事前に提供されていたデータでは、Jセット球の期待度は19.7%で堂々の1位。まさにデータ通りのセット球が選ばれた形です。このように、事前の予測が当たることもあるので、セット球の傾向を追いかけるのは、やはり有効なアプローチの一つと言えそうです。
2.個別の本数字の分析
それでは、今回選ばれた数字たちが、どのような背景を持っていたのか、もう少し詳しく見ていきましょう。過去のデータと照らし合わせることで、今回の結果が単なる偶然なのか、それとも何かしらの「流れ」の中にあったのかを探ることができます。
まず「05」ですが、これは6回前の第1346回以来の登場です。比較的コンスタントに出現している数字で、そろそろ出てもおかしくないタイミングだったと言えるでしょう。
次に「08」。こちらは12回前の第1340回以来と、少しご無沙汰していました。しばらくお休みしていた数字がひょっこり顔を出すのも、ミニロトの面白いところです。
注目すべきは「10」と「11」です。「10」はなんと、前回の第1351回から連続での出現となりました。いわゆる「引っ張り数字」ですね。さらに「11」は、2回前の第1350回で出たばかり。短い間隔で再登場しています。そして、この2つは「10, 11」という連続数字のペアになっています。連続数字はミニロトでは非常によく見られる現象で、数字選びの際には意識しておきたいポイントです。
そして、最も注目したいのが「29」です。この数字も「10」と同じく、前回からの連続出現となりました。それだけでなく、「29」はここ最近、本当によく出ています。過去10回だけでも4回も出現しており、まさに今一番「ホット」な数字と言っても過言ではありません。この強い流れに乗って選んだ方が、今回の当選を掴んだのかもしれません。
ボーナス数字の「27」も、5回前の第1347回で本数字として出ており、安定して出現リストに名を連ねています。
まとめると、今回は「短い間隔で再登場した数字」と「強い流れの中にある数字」、そして「定番の連続数字」が組み合わさった結果だった、と分析できます。特に、30番台が一つも出ず、10番台までに4つの数字が固まるという偏りも、今回の結果を特徴づける大きな要因でした。
3.次回の予想やアドバイス
さて、今回の結果を踏まえて、次回の第1353回に向けて、どのような戦略を立てれば良いでしょうか。宝くじの数字選びは、限られた予算の中で当選の可能性をどう最大化するか、という意思決定のプロセスです。いくつかのアプローチを提案しますので、ご自身のスタイルに合ったものを選んでみてください。
まず、セット球から考えてみましょう。次回の期待度トップ3は「C」「F」「A」となっています。この3つのうちのどれかが使われる可能性が約42%(17.1+13.4+11.8)と非常に高いです。特に、3位以内から選ばれる確率は90%というデータもありますから、この3つのセット球の過去の傾向を意識するのは賢明な判断でしょう。
・「Cセット」は、過去のデータを見ると、バランスが良い数字が出やすい傾向にありますが、時々10番台に数字が固まるようなサプライズも見られます。
・「Fセット」は、少し個性的な数字の組み合わせが出やすい印象です。今回お休みだった30番台の数字が復活するなら、このセット球かもしれません。
・「Aセット」は、比較的オーソドックスな結果になりやすいと言われています。奇数・偶数のバランスや合計値を平均(80前後)に近づける戦略と相性が良いかもしれません。
次に、具体的な数字選びの戦略です。
一つ目は「流れを継続する戦略」です。今回、連続出現した「10」や、絶好調の「29」の勢いがまだ続くと考え、次回の軸数字に据える方法です。強い流れは、時に私たちの想像を超えて続くことがあります。
二つ目は「反動を狙う戦略」です。今回は合計値が低く、30番台が全く出ませんでした。そのため、次回はその反動で、合計値が高くなる、つまり「30」「31」といった大きい数字が来ると読む考え方です。また、過去10回以上出現していない「コールドナンバー」をあえて狙うのも、この戦略に含まれます。
三つ目は「バランス重視の戦略」です。特定の数字の流れに乗るのではなく、1桁台、10番台、20番台、30番台からまんべんなく数字を選ぶ方法です。最も安定的で、多くの人が採用する王道の戦略と言えるでしょう。
どの戦略が一番優れている、ということはありません。大切なのは、あなた自身が納得のいく方法で数字を選び、抽選日までの時間も楽しむことです。もし迷ったら、それぞれの戦略で1口ずつ、合計3口購入するような「ポートフォリオ戦略」もおすすめです。リスクを分散させながら、様々な可能性に期待をかけることができます。
今回のレビューが、あなたの次回の数字選びのヒントになれば幸いです。幸運を祈っています。
分析結果
5数字の合計 | 63 |
---|---|
奇数の数 | 3 |
偶数の数 | 2 |
個別分析
本数字 | 05 | 08 | 10 | 11 | 29 |
---|---|---|---|---|---|
6分割グループ | A | B | B | C | F |
総出現回数(本数字のみ) | 219 | 197 | 222 | 258 | 210 |
総出現回数(ボ数字のみ) | 55 | 45 | 39 | 52 | 37 |
トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
6.2 | 6.9 | 6.1 | 5.2 | 6.4 |
過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
11 | 5 | 5 | 9 | 12 |
短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
4.5 | 10.0 | 10.0 | 5.6 | 4.2 |
何回前に出たか | 6 | 12 | 1 | 2 | 1 |